ガイドヘルパーの適性ってなに?

今年厚生労働省が発表した日本人の平均年寿命は、女性が86歳で世界1となりました。男性は79歳という結果でした。このように、年々超高齢化が進むばかりで、介護の人材が不足している問題がいっこうに軽減されません。

 

高齢者ばかりでなく若い方でも身体に障害を持っているために外出が自由にできない方が大勢いらっしゃいます。そのような時に頼りにされるのがガイドヘルパーです。

 

ガイドヘルパーには、「全身性障害者」、「視覚障害者」、「知的、精神障害者」の三つの症状に分けてそれぞれの資格があります。それぞれにガイドヘルパーとしての適性が問われます。

 

「全身性障害者」のガイドヘルパーは、まず体力がある方が良いでしょう。ほとんど寝たきりの利用者さんをストレッチャーに乗せたまま移動したり、車椅子に乗せて介助をしたりします。

 

「視覚障害者」のガイドヘルパーは利用者さんに付き添って歩行介助や誘導をします。特に集中力が高く視野の広い方は非常に向いています。

 

「知的、精神障害者」のガイドヘルパーは、知的レベルの低い利用者さんと外出をするので全く差別的な気持ちがない方でなければなりません。日本ではまだ少し障害者に対する理解が足りません。障害者との行動を恥ずかしいと少しでも思われる方は遠慮した方が良いでしょう。

 

三つのガイドヘルパーに共通していえる適性は、利用者さんの安全を第一に考えて行動できることです。そして利用者さんとの外出を心から楽しむことができることです。

 

どの障害を持っている方もどんなにお年を召した方でも、外出をしたいからガイドヘルパーに依頼するのです。その気持ちをくみ取り、ガイドヘルパー自身も楽しまなければ利用者さんも楽しくありません。

 

私達健常者が、高齢者、障害者の気持ちをいくら勉強しても頭で理解しても心で100%理解するのは難しいことかもしれません。利用者さんとの時間を大切にして少しずつ信頼関係を築いていきましょう。