ガイドヘルパーの仕事|楽しいのはどんな部分?

障害者に外出の機会を

通院に買い物、時としてレジャー。

 

障害を持つ人の外出を、障害の程度や状況によって、さまざまなかたちで手助けをするのが、ガイドヘルパーです。

 

ガイドヘルパーが、何よりもホッとできるのは、利用者を無事に帰宅させ、役割を終えた時ではないでしょうか。

 

そして、利用者から、喜びとねぎらいの言葉をもらうことも、とてもありがたくうれしい瞬間と言えます。

 

実は、ガイドヘルパーにとっては、それだけではない楽しみも、仕事の中にあるのです。

 

“役得”も?

ガイドヘルパーの感想をまとめました。

 

・車椅子の利用者の映画鑑賞を介助をした。利用者も私も大ファンのジョニー・デップが主演しており、鑑賞後、利用者と感想を話し合い、とても楽しい時間が過ごせた。またぜひご一緒に、と言われ、ワクワク。仕事の責任もあるとはいえ、次回も楽しみ。

 

・視覚に障害を持つ年配の女性から、銀座のデパートで靴を購入したいと希望された。靴選びを手伝った後、資生堂パーラーでお昼ご飯をご馳走になった。『あなたのおかげで、安心してお買い物を楽しめた』と喜んでいただけたが、私もちゃっかり銀ブラを楽しんだ。

 

・知的障害のある女性の希望でカラオケに出かけた。望まれてデュエットも歌い、仕事を忘れてしまうくらい楽しかったから、帰宅後、ご両親から丁寧なお礼の言葉をもらった時はちょっぴり恥ずかしかった。

 

・養護学校への通学の介助をしているが、公園を通ったら、ちょうど桜の花が満開で、利用者がとても喜んでいた。私もお花見気分を楽しんだ。

 

障害を持つ人の介助という張りつめた緊張感の中の“役得”は、強く印象に残る例が多いようです。

 

また、義務感だけでなく、利用者と心を通い合わせることができるのも、ガイドヘルパーにとって楽しい時間となるのではないでしょうか。

 

利用者は、特定のガイドヘルパーを指名できる場合もあることから、介助を重ねる中から、利用者とのよりよい関係を積み上げていける利点もあります。