知的・精神障害者行動援護従業者養成講座とは?

知的障害または精神障害がある人(児)が外出するときの移動介助などに必要な知識、技能を身につけます。この分野は、需要に供給が追い付いていない状態で、世間の知的障害、精神障害に対する理解度がまだまだ低い事と、障害の程度が重くなるほど介護方法に細やかな配慮が必要となります。常に従事者不足の原因でもあります。

 

他のガイドヘルパー資格同様に、各都道府県知事の認定によって学習内容や日数に相違がありますので、受講前に確認しましょう。

 

知的・精神障害者行動援護従業者資格

知的・精神のガイドヘルパー資格課程では、障害者福祉施設での施設実習が含まれています。これによって実務的な内容をより学べるのです。資格取得にかかる時間は20時間、3日間が基本になります。

 

各自治体によっては、知的障害者課程は用意されているが、精神障害者課程は講座が無い所もあるようです。

 

受講対象者も特に資格を必要としない所と、ホームヘルパー2級以上の資格保有者または同時に資格取得講座を受けている人に限るところもあります。

 

自治体が設けた各課程の全日程を履修した人は、修了証明書を取得できます。

 

学習内容

【 例 1 】
〈知的障害課程〉・・・・・3日間(共通科目1日間、専門科目2日間)受講料35,000円
◇共通科目  1日間
・障害者の人権
・障害者(児)福祉制度と移動支援事業
・移動支援従業者の業務
・移動支援従業者の職業倫理
◇専門科目  2日間
・知的障害の理解
・知的障害者(児)の心理
・移動介助の基礎知識
・コミュニケーション実習
・外出介助実習

 

〈精神障害課程〉・・・・・3日間(共通科目1日間、専門科目2日間)受講料35,000円
◇共通科目  1日間
・障害者の人権
・障害者(児)福祉制度と移動支援事業
・移動支援従業者の業務
・移動支援従業者の職業倫理
◇専門科目  2日間
・精神障害の理解
・精神障害者(児)の心理
・移動介助の基礎知識
・コミュニケーション実習

 

 【 例 2 】
〈知的障害課程〉・・・・・3日間、受講料35,000円
・障害者(児)福祉の制度とサービス
・知的障害者の障害・疾病の理解
・移動支援の制度と業務
・知的障害者移動支援従業者の職業倫理
・障害者(児)の心理
・移動介助の基礎知識
・コミュニケーション及び移動支援演習

 

知的・精神障害ガイドヘルパーに必要な事

知的・精神障害者(児)は障害の状態によって、それぞれ出来ること出来ないことが異なります。

 

施設で過ごしている利用者が、ガイドヘルパーとのコミュニケーションを重ねることで多くのことを学び、「自立」と「社会参加」の実現に向けた一歩を踏み出すことが可能となるのです。
人と人とのコミュニケーションは、介護福祉に欠かすことが出来ません。