ガイドヘルパーの重要性について

平成26年現在、わが国では4人に1人が高齢者となりこれからもますます高齢化は加速していくと予測されています。長年問題視されている介護人材不足は介護資格取得方法を大幅に修正するなどして、介護人材の確保が促進されつつあります。

 

それと同様、障害者総合支援法でもその人材の需要にこたえるためガイドヘルパーの重要性を訴えています。ガイドヘルパーとは、全身に障害を持つ方の外出支援、視覚障害者の方の外出支援、知的、精神的障害者の方の外出支援、以上三種類の従事者のことをいいます。

 

全身障害をお持ちの方の移動介護は介護職員や介護福祉士は従事することが出来ません。ガイドヘルパー(全身性障害過程)研修終了が必須です。ただし、視覚障害者の方を支援する同行援護従事者については、介護実務経験が3年以上ある職員に許可がおります。

 

しかし、介護職員や介護福祉士のための研修や実務では学べないような、視覚障害者の心理や生活などについて学ぶにはガイドヘルパー(同行援護従事者研修)を修了することが求められています。

 

私は介護福祉士ですが、ガイドヘルパー(同行援護従事者研修)を終了し、実際に盲目の方の移動介護をした経験があります。やはり、視覚障害者の同行についての研修を受けずに移動介護をするのは困難だ痛感しています。盲目の方の心理を理解するには実際に盲目の方と接し言葉を交わして初めて気づくこともあるからです。

 

精神障害者の方の移動介護は介護職員、介護福祉士の資格がなくても許可されています。今、介護福祉士や介護職員の資格を持っている方は、同行援護従業者研修も受けましょうという流れになっています。これは、先ほど申しましたように、介護職員の資格だけでは実際に代筆や代読をできない職員がいたり、メンタル面でのサービスの質に問題が生じるからです。

 

障害者の方と接してみると初めて分かることがあります。私も全身性障害者の方とお知り合いになり障害者の方の気持ちが少しずつ分かってきました。障害者の方は「健常者の人は、、、」という言葉を使いますが、私は健常者も障害者も同じ人間!という気持ちを大切にしたいと考えています。