ガイドヘルパー資格の必要性は?

障害者の安全な外出を手助け

たまには、家族に手間をかけることなく、散歩したり、買い物に行ったり、自由に出かけたい。独力で外出することは難しいけれど…。

 

そのような願いを持つ障害者は少なくありません。

 

障害を持つ人にとって、障害を理解し、間違いのない対応をしてくれる人は、ともに暮らす家族やかかりつけの医師、ホームヘルパーがいますが、これは、自宅や施設の中だけのこと。

 

例えば視覚に障害を持つ人が、電車を使って渋谷のBunkamuraで開かれる音楽会に行こうとすると、あの世界的に有名な雑踏を抜けていかなくてはなりません。

 

道路の段差や車優先の信号機、理解のない健常者に危険な思いをさせられることも数多く、事故にもつながりかねません。

 

障害者を取り巻く環境は危険だらけといっても過言ではありませんが、そのような状況でも、安全な外出のために介助を担い、世界を広げてくれる手助けをしてくれるのが、ガイドヘルパーです。

 

専門知識と技能は必須

ひと口に障害と言っても、視覚障害、全身性障害、知的障害、精神障害など、さまざまです。

 

ガイドヘルパーとなる人は、障害の種類に応じて、次の通りに研修を受けなくてはなりません。

 

(1)視覚障がい者同行援護従業者養成研修(一般課程)(応用課程)

 

(2)全身性障害者ガイドヘルパー養成研修

 

(3)行動援護従業者養成研修(知的障害者・精神障害者)

 

ガイドヘルパーは、それぞれの障害に応じて専門的な知識と技能を保持する人。

 

自らが担当する障害者の障害の性質や、障害の度合いを理解し、正確に対応できる技能をもって、障害を持つ人の安全な外出を手助けします。

 

本格的な高齢化社会の到来を前に、たとえ障害を抱えることになっても、趣味を持ち、人間らしく生きることを願う人々によって、ガイドヘルパーの需要は年々高まるばかりです。

 

ガイドヘルパーの資格は、信頼できる専門知識を有することの証明として、今後、介助に携わる人に必要不可欠なものとなることは間違いありません。