ガイドヘルパーとは?

ガイドへルパーとは、身体に障害を持った方の外出を支援する従事者のことをいいます。介護職員初任者や実務者は介護保険法における資格ですが、ガイドへルパーは障害者総合支援法上の資格です。

 

障害者総合支援法は2013年に施行されました。障害者自立支援法からの修正で、障害者の方々がより地域社会で共生ができるよう施策を練り発足されました。今後変わり続けるべく障害者総合支援法により、これからますますガイドへルパーの資格取得の需要は増える事でしょう。

 

障害者の方々にも健常者同様、外出によりそれぞれの余暇を充実したものにしてほしいものです。現在、介護職員は知的障害者の外出の支援は出来ますが、全身性障害者や視覚障害者の外出支援は出来ないことになっています。

 

ガイドへルパーの資格を取得すればそのような障害者の方々の外出に付き添うことを仕事として出来るわけです。さて、ガイドへルパーという言葉は大変聞き慣れていますが、正式には「移動介護従事者」といわれているのをご存じですか?

 

1974年に日本(東京)で初めて「盲人ガイドへルパー派遣事業」がスタートしました。1981年に脳性まひ者等ガイドへルパー派遣事業がスタート、2001年に知的障害者ガイドへルパー派遣事業がスタートしました。

 

このような肢体障害者や視覚障害者の外出支援制度は、年々全国的に普及しています。障害者における制度が少しずつ変わり、名称も改められ、「移動介護従事者」になったのです。まだまだガイドへルパーという呼び名の方に馴染みがあり、より使いやすいのでこれからも消えることはないでしょう。

 

また、現在の研修制度は、全身障害者のための「移動支援従事者」、視覚障害者のための「同行援護従事者」、知的障害者のための「行動援護従事者」に分けられています。

 

以前、ガイドへルパーは各地の都道府県による研修により資格取得が可能となっていましたが、近年自治体に許可されているスクールなどで実施される研修が大変多く見られるようになりました。