ガイドヘルパーの志望動機にはどんなものがある?

福祉のプロも研修を受ける

ガイドヘルパーの志望動機には、さまざまなものがあります。

 

福祉関連施設など、現場の最先端に立つ介護福祉士やホームヘルパーにも、屋外へと拡大していく障害者の社会活動の支援を目的に、ガイドヘルパーの資格を取得する人が少なくありません。

 

1つの例です。

 

「ホームヘルパーとして高齢の女性宅を訪問し、家事の援助をしているが、めったに笑わない人でした。」

 

そんな彼女が、ある日、ガイドヘルパーを利用して、スーパーに買い物に出かけたのですが、帰るなり、紅潮した表情で、外出中に見かけた花や猫、そして自分で選んで買い物ができた楽しさについてイキイキと話し始めたからビックリ。

 

外出によって、さまざまな事物に触れる楽しさを感じてもらうために、『全身性障害者ガイドヘルパー養成研修』の資格を取得し、外出を支援したい」。

 

ごく自然な成り行きではないでしょうか?

 

家族のリラックスを助ける

人は、さまざまな社会活動の中で生きていくのですが、障害を持つ人は、外の世界に対して気持ちが内向きになった末に、外に出たがらなくなることがあり、人生の楽しみの多くを上を失ってしまうことになります。

 

障害を持つ人の介護が続くと、精神的・肉体的な疲労から、うつになってしまう家族があります。

 

彼(彼女)が生きていてくれることに感謝の気持ちがいっぱいでも、日々、介護に追われ、精神的なゆとりを持つことが難しい家族にとって、彼(彼女)の外出は、緊張や負担感から解きほぐされて、ほっとリラックスできるよい気分転換の機会にもなるでしょう。

 

また、無事に帰宅した利用者からみやげ話を聞くという、家族団らんのお手伝いをすることにもできるかもしれません。

 

ガイドヘルパーの仕事には、そのような側面もあるのです。

 

また、反対に「車椅子の母を散歩に連れ出したいが、方法を学びたい」。このような人が、「介護ヘルパー初任者研修」を修了した上で、全身性障がい者ガイドヘルパー養成研修を受け、お母さまと散歩を楽しんでいる例もあるそうです。