視覚障害者同行援護従業者養成研修とは?

障害のある人はどうしても家の中に閉じこもりがちになります。本当は、外出して楽しみたい事があるけれど、見えないから怖いし他の人に迷惑をかけたくないのです。

 

ガイドヘルパーは、外出や生活の困難を伴う人の支援を行う資格です。ガイドヘルパー・同行援護従業者の資格にはいくつかありますが、ここでは視覚障害者同行援護についてみていきましょう。

 

研修の目的

視覚障害といっても、一人一人見え方、見えにくさは違います。その“見え”を学んだうえで、食事介助や室内ドアの開閉、室内外の階段昇降などの移動支援方法を学びます。

 

実習では実際にアイマスクで目隠しして、見えないことがどんなに怖いことなのか、援護することがどれほど大変な事なのかを体験します。

 

周囲の状況を的確に把握して伝え、誘導することで安全・安心な移動支援を行います。利用者は、同行援護によって外出を楽しむ事が出来るようになるのです。

 

資格の受講内容

同行援護は視覚障害者の外出援護が目的になっています。研修終了者は同行援護の仕事に就くことが出来る「一般課程」と、その後に「応用課程」を修了すれば同行援護事業所でサービス提供責任者として従事することが出来る2種類があります。

 

〈一般課程〉・・・・・20時間(3日間)、受講料35,000〜45,000円程
・同行援護の基礎知識
・制度と従業者の業務
・情報支援と情報提供
・代筆・代読の基礎知識
・基本技能/応用技能

 

〈応用課程〉・・・・・12時間(2日間)、受講料30,000〜35,000円程
・障害・疾病の理解
・障害者(児)の心理
・基本技能/応用技能

 

受講資格は一般課程の場合は興味のある方であれば誰でも受講できますが、応用課程は一般課程修了者、もしくは居宅介護従業員資格(ホームヘルパー2級など)を所持しており、視覚障害者の福祉に関する実務経験1年以上ある人が対象になります。

 

講座を履修すれば、各都道府県知事から終了資格を取得できます。

 

向いている人・活躍できる場所

視覚障害者同行援護従業員養成研修の資格取得はどんな人に向いているのでしょう。

 

・ホームヘルパー2級の資格を取得し、もっと知識と技能を身につけてスキル向上したい。
・障害者介護分野で仕事をしたいと考えて資格を生かしたい。
・障害者の外出支援を仕事にしたい。
・障害者の生きがい・楽しみを手助けする外出支援したい。

 

このような人におすすめの資格です。資格取得後は、ガイドヘルパー事業所、障害者支援施設、障害者福祉サービス事業、グループホームなどの他、ボランティアとしても活躍の場があります。