ガイドヘルパー養成講座ではどんな事を学ぶの?

ガイドヘルパー(同行援護従業者)は、障害などによって外出や生活が困難な人の支援を行う資格になります。

 

資格には、視覚障害者同行援護、全身性障害者同行援護、知的・精神障害者の行動援護の種類に分かれます。

 

各都道府県知事によって認定された学習内容をすべて履修すれば修了認定証がもらえます。どのような事を学ぶのか、平均的な内容を見ていきましょう。

 

視覚障害者同行援護

視覚障害者の場合見え方や見えにくさが、一人一人異なることを学んだうえで、移動支援の方法を実習していきます。視覚障害者同行援護には一般課程と応用課程があります。

 

〈一般課程〉                
・同行援護の基礎知識
・制度と従業者の業務
・情報支援と情報提供
・代筆、代読の基礎知識
・基本技能、応用技能

 

〈応用課程〉
・障害、疾病の理解
・障害者(児)の心理
・基本技能、応用技能

 

 

全身性障害同行援護

重度の全身性障害の人の同行援護となりますから、専門的知識も多くあります。

 

・重度肢体不自由者(児)における障害の理解
・介助に関わる車いす及び装具等の理解
・コミュニケーションについて
・ガイドヘルパーの制度と業務
・姿勢保持について
・事故防止に関する心がけと対策
・抱きかかえ方、移乗方法及び車いすの移動介助
・屋外の移動介助
・生活行為の介助
・交通機関利用時の介助演習

 

行動援護(知的障害・精神障害)

障害の状態によって、出来ることと出来ないことは人それぞれ異なることを理解しましょう。

 

〈知的障害〉
・障害者の人権                
・障害者(児)福祉制度と移動支援事業      
・移動支援従業者の業務           
・移動支援従業者の職業倫理          
・知的障害の理解
・知的障害者(児)の心理
・移動介助の基礎知識             
・コミュニケーション実習
・外出介助実習

 

〈精神障害〉
・障害者の人権
・障害者(児)福祉制度と移動支援事業
・移動支援従業者の業務
・移動支援従業者の職業倫理
・精神障害の理解
・精神障害者(児)の心理
・移動介助の基礎知識
・コミュニケーション実習

 

大切なこと

障害に関する状態や知識を学び、それぞれを理解し心理状態を知ることからガイドヘルパーは始まります。知識を得た上で、車いすの移乗移動の方法や付き添い方、介助方法を学びます。実際に屋外や交通機関を利用した演習によって実践的な介助方法を身につけていきます。

 

ガイドヘルパーと利用者がコミュニケーションを重ねることで、利用者の「自立」と「社会参加」への実践的な一歩となるのです。