ガイドヘルパーが働く職場はどんな所?

高齢化が進むにつれ、ガイドヘルパーの需要も増しているのが現状です。外出を楽しみ、社会の一員であることを実感したい障害者の人も多くいます。

 

しかし、一人では困難なことから諦めたり、引きこもりがちになってしまいます。そこで必要になってくるのが、人それぞれの障害を理解し知識と技術をもつ移動支援従業者(ガイドヘルパー)の存在です。

 

ここでは、ガイドヘルパーの資格を生かして働ける場所、どのような事が出来るのかを見ていきましょう。

 

どんな事が出来るんだろう?

ガイドヘルパー(移動支援従業者)の仕事は、障害者である利用者の外出・移動を安全に支援し必要に応じて介助することにあります。単に車いすの移動や視覚障害者の介添えなど、移動することばかりではありません。

 

対応する人の障害の特性によって、支援業務が異なりますから例をあげましょう。

 

・書類などの代読、代筆などのコミュニケーション支援
・食事をとるときの、メニューの代読、配膳の説明、食事姿勢の確保、食事介助、喫茶介助
・トイレへの移動による排尿・排便の介助や見守り
・気温の変化に応じた上着の更衣介助等
・車いすの座位姿勢の修正
・買い物時などの値段表の代読等
利用者ごとの必要性に合わせたサービスの提供が求められます。

 

活躍できる場所は?

高齢者の増加は、介護施設、福祉施設、または障害者施設の拡大にもつながっており、ガイドヘルパーの必要性は明らかになっていますが、常に足りない状態です。

 

〈訪問介護事業所〉
介護保険で定められた訪問介護(在宅介護サービス)を実施する事業所では、障害者を対象とした移動支援(ガイドヘルプサービス)を提供する場合が少なくありません。

 

買い物や通院、散歩など外に一人で出かけることが困難な障害者に移動支援を行います。

 

このような事業所に登録することで、ガイドヘルパー資格を十分に生かした仕事が出来ます。

 

〈障害者福祉施設〉
日常生活に介護が必要な障害者の為の障害者福祉施設(入所)や通所サービス施設(デイ)において、施設の職員として利用者の移動支援を提供します。

 

〈その他施設〉
高齢者福祉施設、特別養護老人ホームなどでも、ホームヘルパー2級を取得したのちにガイドヘルパーの資格も持っていると、より深く利用者それぞれに必要な知識や技術が習得できますから、より良いサービスの提供に繋がります。